tsTom年表
1961年9月、神奈川県川崎市に生まれる。 5歳か6歳頃から二年間電子オルガンを習う。 中学入学の頃にビートルズに衝撃を受け、洋楽に傾倒。小遣いで毎月ビートルズのアルバムを買い集めながら、ラジオにかじりついて洋楽を聴きまくりエアチェックに燃える。
15歳の秋、学校の帰り道に突然メロディーを思いつく。以来、作曲家という職業に憧れ始める。 18歳の頃、人生がフリーズする。それ以降、およそ10年間あまりのブランク生活を余儀なくされる。
1988年頃、映画「ファントム・オブ・パラダイス」を見てポール・ウィリアムスの音楽に衝撃を受ける。ピアノを独学で練習後、
1989年、ピアノ弾き語りで初LIVEを行う。以来三年間あまりのあいだ、毎月ペースで様々なライブハウスのステージに立つ。
1993年、プロのギャンブラーを目指し競馬に専念するため、ライブ活動を停止する。
1997年、よみうりTV系列「新橋ミュージックホール」の”ストリート・ミュージシャンを探せ”出演(オリジナル曲「バレンタイン挽歌」を初披露)を機に、音楽への熱が再燃する。
1998年にユニットCanPainを結成し、自身は「tsTom」のステージネームでユニットの核として路上ライブを中心に活動する。しかし翌年に解散。
2000年にCanPainオフィシャルサイトを立ち上げ、活動の拠点をネットへ移す。
2001年、自主リリースEPをリリース。
2002年11月、本人が通勤電車の中であわや痴漢冤罪スレスレの状況を体験するも無事に事なきを得る。それがきっかけで怒り心頭の問題作「もしもあなたが間違われたら–めっちゃヤバイよ」をインターネットシングルとして無料配布し、一部で熱い反響を得る。
2003年5月6日リリースの5曲入りインターネットEP「SET A」を最後に、国内でのソロ活動をひとまず休止して、活動の中心を「Tsutomu」名義で海外アーティスト・ライターとの共作による楽曲制作へと移す。主にポップス、カントリー系の曲を制作する。 その一方で、ループを多用したエレクトロニク系のトラック制作というそれまでのtsTomのポップ路線とは180度違うジャンルの楽曲制作にも取り組み始め、それが海外のインディーズサイトで高い評価を得る。
2003年11月、CanPainのメンバーでもあった杉浦コオイチのポエトリー・リーディングをフィーチャーした異色コラボレーションEP「BEATWORDS」/TSUTOMU feat. Koichi Sugiura をリリースする。そしてこのEPの収録曲「Rhyme LIke A Knife (flying flute)」がBroadjamのelectronic chartでNo.1に輝く。また、リリースしてからちょうど3年後の2006年11月には、アメリカのインディーズ名門サイトであるJust Plain Folks の最優秀アジアン・ソングのコンペティションにおいて、「BEATWORDS」の収録曲「911」が第4位に輝く。(ちなみに、1位は飯島真理であった)
2007年1月、周防正行監督の最新作「それでもボクはやっていない」公開を記念して、「もしもあなたが間違われたら–めっちゃヤバイよ」を再公開する。なお、今回は2003年にリミックスした別バージョンである。この曲は、tsTom自身にとってあまりに苦い曲であるために数年間公開を中止していたが、周防正行氏の熱い心意気に深く共鳴して、tsTomは再公開を決定した。ありがとう、周防監督!
2006年末、tsTom MySpaceを開設。
2007年、二枚の自主リリースEPをリリース。しかし本人によれば、失敗作ということである。
2008年、MySpace JapanのインターネットTVコンテンツ「走れ!マイスペ~ス」において、「走れ!Ozzie」「もっこりFEVER」等の楽曲が番組内で数回に渡りフィーチャーされ、好評を博す。
2010年7月、17年ぶりにソロのシンガーソングライターとしての鍵盤/ギター弾き語りライブを再開する。
2011年2月、本厚木での野外フリーライブを毎月数回定期開催を開始する。以降、野外フリーライブがメインの発表場所となる。
2014年11月、本厚木の野外フリーライブで知り合ったシンガーソングライター、ソヤタケシとともにディスコポップ・ユニット「ソヤ太郎」を結成する。また、同時期にtsTomのひとりユニット「じじーぽぴゅぽぴゅ」も始める。
2015年1月5日放送のJ-WAVE「RADIO SAKAMOTO」のオーディションでじじーぽぴゅぽぴゅ「渋谷陽一」が優秀作品に選ばれる。また、翌年2016年1月放送の同番組でも昨年特に印象に残った作品として再度「渋谷陽一」が選ばれる。 2015年3月、「じじーぽぴゅぽぴゅ」としてミニアルバム「バナナ陽一」をリリースする。 2015年4月、「ソヤ太郎」としてミニアルバム「燃えよ!ソヤ太郎」をリリースする。以降、tsTomはソヤ太郎としての活動に専念するようになる。 2017年5月、Soya Taroのニューアルバム「DISCO TARO」を配信リリースする。
2017年6月、2008年に発表したMy Space Japan 関係の曲を集めて9曲入りアルバム「走れOzzie!蘇れマイスペース!」を配信リリース。
2017年6月下旬、2007年に公開した夏向けソング「もうわたしゃ知らんわ」をリイシュー配信リリース。
2018年2月、自主企画イベントライブで手売り販売のために5曲入りミニ・アルバム「お買いもの」をCDリリース。
2018年9月3日,2000年に”tsTom”のステージネームで活動を始めてから制作したソロ楽曲からピックアップして集めてtsTom20年間の足跡を辿った[裏街道ポップ~ベスト・オブ・初期のtsTom / tsTom を配信リリース。
2018年11月4日、ソヤ太郎LIVEで好評を博した「マイケル・チャン」の新録音ヴァージョン「 マイケル・チャン(Live スタイル MC ヴァージョン )」を配信リリース。
2019年12月23日 、海外作詞家との共作楽曲から4曲収録した英語曲のミニ・アルバム 「 Watching in Silence / Tsutomu Aoki」を配信リリース。
2020年2月10日、20年ぶりにtsTomオフィシャルサイトを復活。
2020年9月1日、じじーぽぴゅぽぴゅ「ラーメン」がTOKYO FM「ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピー・クローバー!」2月2日放送回で取り上げられた事を機に、日本音楽著作権協会(JASRAC)と自身の楽曲の全ての著作権信託契約を結ぶ。
2020年9月27日、父の命日に家族への想いを歌にし制作年月に三年を費やしたアルバム「団欒」をリリースする。そしてこのアルバムのために新ユニット「消しゴム」を結成する。
2020年11月14日、アフターコロナの今を描く新プロジェクト「OREGAワクチン」を結成し、1st配信シングル「マスクをつけない あなたに会えない」をリリースする。
2020年12月22日、 「OREGAワクチン」2nd配信シングル「ひとつになるよ」をリリースする。
2021年1月26日 、 「OREGAワクチン」3rd配信シングル 「オレガワクチンキミガワクチン」をリリースする。
2021年8月10日 、 じじーぽぴゅぽぴゅ6年ぶりのリリースにして初の配信シングル「変なおじさん」をリリースする。
2022年2月8日 、 じじーぽぴゅぽぴゅ初のフルアルバム(11曲収録)となる「ジジー・スターダスト」を配信リリースする。このアルバムは昨年9月に60歳となったtsTomの還暦記念メモリアルリリースとなっている。
2022年10月13日 、演歌系の新プロジェクト「馬太郎」を結成し、1st配信シングル「競馬道」をリリースする。
2022年12月21日 、 過去作品を発表するためのプロジェクト「青木つとむ」を発進する。第1弾配信シングル「お願いアリス」はtsTomが24歳の時に作った楽曲である。
2022年12月25日 、 青木つとむ 第2弾配信シングル 「RIE」をリリースする。 tsTomが30歳の時に作った楽曲である。
2023年1月23日 、青木つとむ 第3弾配信シングル 「バレンタイン挽歌 (Live at 祐天寺みやぢ 1998年2月)」をリリースする。 tsTomが36歳の時に作った楽曲である。
2024年7月7日 、じじーぽぴゅぽぴゅ第2弾シングル「お買いもの」をリリースする。tsTomが2012年に作ってライブ会場で披露していた曲である。また、この曲は彼のプロジェクト「消しゴム」がリリースしたアルバム「団欒」の中に収録されているが、今回のシングルは新たなアレンジと方向性で録音されたじじーぽぴゅぽぴゅによるセルフカバーである。
2024年10月22日、tsTom配信シングル「わりと残酷な世界」(Remix)をリリースする。tsTomが2006年に作ってMYSpace他のSNSやYoutubeで公開され、後年アルバムにも収録されたが、今回完全リミックスという形でリニューアル制作された。
2024年11月21日、tsTom配信シングル「クリスマスキャロ ル BABY」をリリースする。tsTomが2006年に作ってMYSpace他のSNSで公開されダウンロード配信版EPアルバムがリリースされた。その12年後にベストアルバムに収録された。そして今回完全リミックスとしてリニューアル制作された。