20年くらい使っていたミキサーが逝ってしまった。
ノートPCによるDTMがまだまだ充実していなかった当時、外で録音するために、FOSTEXから出ていたハードディスクレコーディングのできるMTRを買った。でも買った後に家の外に持ち出してのレコーディングが必要な活動を辞めてしまったので、もっぱらデジタルミキサーの代わりに使っていた。まあ、音はいいさ。当時の機材はそれなりに値が張ったし、国内生産だったし。
で、真夜中に突然曲想が浮かんだのでトラックを作りたくなりPCとステレオとFOSTEXを立ち上げたところ、FOSTEXが起動しない。ドライブを読み込んでない。そろそろ来るかとは思っていたが、ついに逝ってしまったか。
で、こいつが逝ってしまうとどうなるかというと、ヘッドフォンを使った普段のレコーディングがやりにくくなってしまう。早急にアマゾンで1万3千円くらいのマッキーの4chミキサーを注文した。今は音源もエフェクターもソフトウェアの内部完結だし、ヴォーカルやギターはマイクプリアンプを使ってオーディオインターフェイスに繋ぐから、ホームレコーディングではミキサーのチェンネル数は必要ない。
しかしまあ、よく考えれば昔のFOSTEXの機材は発熱多いし電気代を食うから、さっさと買い換えればいいんだろうけど、その辺はやっぱり僕は古い人間なのかもしれないね。