一昨日は母を連れて美容院に行った。
僕が新型コロナワクチン2回目接種を打ってから3週間経過したので、やっと行けるかなっということで。
デルタ株が恐いからね!
前回のカットからはかなり間が空いてしまった。3か月超かな?
すっごい髪が伸びて鬱陶しくてしょうがなかったのもあり、一昨日はかなり切った。じじーぽぴゅぽぴゅのアーティスト写真の頃に近いくらい短く切った。
やっぱり髪は短い方が気持ちいい。やっぱり僕はこの方が好きだ。
さて、母にとっては半年以上・・・たぶん10か月くらい間が空いてのカットだった。
認知症の特徴として、なんでも面倒くさがるというのがある。掃除魔で超きれい好きだったのが全く掃除をしなくなり、毎日お風呂に入って髪も洗っていたのが全く風呂に入らずシャワーも浴びないようになってしまった。
出かけるのも面倒くさがるから、一緒に美容院に行こうと声をかけても「いやだ。寝る」と断られてしまう。
ということでだいぶあいだが空いてしまった。
久しぶりの美容院に行くと、若い人の多い場所に来たせいか緊張したようだ。おしゃべり好きの母が全くしゃべらなくなった。
「つとむ、私いくつだっけ?」という質問を何度も繰り返して、目が虚ろになっている。
非日常な環境に身を置いたことが、母にとってインパクトがかなり強かったようだ。
そんな感じの中で母も僕もカットを終わらせたあと、帰りに駅前のスーパーで少し買い物をした。
しかしその時に感じた。母の足がかなり衰えていた・・・・
コロナ禍で外出が少なくなったせいなのか、それとも衰えが進行したのか。
この曲を作った8年前、母はまだまだ元気だった。いろいろと衰えてはいたが認知症にはまだまだ遠かった頃だ。そんな母と過ごす中で書いた曲だ。
その頃は、元々が体の丈夫なので買い物に連れて行った時も年のわりに結構な速さで歩いた。
今は、母を街に連れていくことが難しい状態となってしまった。
僕が還暦になってしまったのだからね、年月が流れたのだからね、母も僕も年を取っていくね。