このところ山口智子主演の古いドラマを見てしまう。
先週の月曜日はNHKで「純ちゃんの応援歌」がNHKで再放送されていた。そして14日深夜にたまたまテレビをつけたら「29歳のクリスマス」がTVKで再放送されていた。
前者は僕が27歳の時、後者は僕が33歳の時に放送されたドラマだ。
「淳ちゃんの応援歌」は全然見ていなかった。だが、「29歳のクリスマス」は当時リアルタイムで見ていた。だから、いろいろ思い出してしまい、しんみりした気分になってしまう。
いや、しんみりというよりも、憂鬱な気分になってしまった。この時代、ろくなことがなかったからなあ。
考えてみれば、20歳前あたりから50前くらいまでは、本当にろくなことがなかった。少しマシになってきたのが、50歳を過ぎてからだ。だから、まあ、この10年くらいはやっと僕の人生も少しは好転してきたということだ。
若いから楽しいってわけじゃないのさ。いろいろな人生があるわけだ。