新型コロナウイルスで国民総自宅待機要請。
これが様々な変化をもたらしている。
大急ぎで導入を始めたオフィス作業のテレワーク化。
学校や塾や飲み会や帰省のオンライン化。
買い物は宅配サービスで。
ゲームをやらなかった人がゲームを始め、読書をしなかった人が読書を始め、映画はネット配信で視聴。
スポーツの試合やコンサートや新作映画・ドラマが無い世界というのは一時的なものだろうけど、一定の期間のあいだこれらのエンタテインメントが無い状態でもあまり不満なく過ごせるという実感を持つ人々が一定数現れるでしょう。そうなるとエンタテインメントを取り巻く状況が変わってくるでしょう。
今まで家の中で篭って何かをしなかった人々が強制的に篭らされた結果、順応していき、「引きこもるのも悪くないじゃん!これはこれで楽しいじゃん!」的な価値観の変化。
新型コロナウイルスの終息までは最低でも一年は掛かるといわれているから、一年間もこういう環境で生活をすれば、それが日常となって、人々は慣れていく。
今までは「文武両道」だとか「健全な肉体に健全な精神が宿る」等、青少年の育成にはスポーツが有効だとされていた。これはこれで確かに揺るぎのない事実だと思う。筋肉を動かすことが脳に刺激を与え知能を発達させることはよく知られた医学的な現象だ。
その一方で、そういう「健全な青少年」の姿から外れた子供たちは、肩身の狭い思いをしてきた。
しかしこれからは、多種多様な価値観やライフスタイルが認知される世の中へといよいよ進行していくでしょう。
ジェンダーフリー、バリアフリー、そしてライフスタイルフリーの時代へ。

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