テニスの四大メジャータイトルのひとつ、全米オープンが始まった。
いつもとは雰囲気がぜんぜん違うなあと思ったら、そりゃそうだ無観客試合だ。
アメリカとチリの選手が1回戦を戦っていたけど、チリの選手が勝った。試合後半主導権を完全に相手に奪われたアメリカの選手。いつもなら地元コールがアメリカの選手に沸き起こる場面だが、選手を元気づける声援が無い。相手の他国選手に対するブーイングも無いから、アウェイでも他国選手にはやりやすくなるんだろうなあ。
でも、そういうことよりもなによりも、野球場やサッカー場よりもはるかに狭いテニス会場を埋め尽くした満員の観客が巻き起こす応援・声援・拍手・笑い声・コール・ブーイング・ざわめき・・・・そういう様々なノイズがコートやスタジアムを反響し鳴り響く大きさたるや他の競技の非ではない。選手と審判員のやり取りまでしっかりと中継マイクが拾うもんなあ。テニス競技にとって、観客の存在が如何に大きいかを今更ながらに思い知った。
テニスといえば