昨日の夜久しぶりに独りでゆっくりできる時間ができたので、何ヶ月か前にWOWOWで予約録画してあった「アリー/ スター誕生」を見た。
レディー・ガガの歌がめちゃくちゃ上手いとか曲がいいとかピアノも上手いとかダンスも上手いとか、そんなことは今更言うまでもない事なので、音楽的な事は語らずに、衝撃の全裸シーンを語ろうと思ったが、それさえも今まできわどい格好でステージに立ちメディアに現れてインパクトを与え続けてきた表現者なので・・・・
キャスティングについて語りましょう。この映画は1976年に当時のポップス界を代表する歌姫バーブラ・ストライサンド主演で公開された大ヒット映画のリメイク。ポール・ウィリアムスといっしょに作った「Ever Green(Love Theme From A Star Is Born)」はポップス界の中に数々と生まれた名曲の中でも僕が特に好きな曲だ。
この前作の「スター誕生」の主人公エスターが自分の鼻にコンプレックスを持っていて、演じたバーブラに合わせた人物設定だった。
今回もレディー・ガガが鼻にコンプレックスを持った主人公アリーを演じていた。そういえばレディー・ガガも鼻に特徴があるか。
ミュージシャンとしてメディアに登場するレデー・ガガはめちゃくちゃ綺麗でかっこいいという印象しかないし、バーブラ・ストライサンドにしてもステージや映像では特に気にしたことはないけれど、男も女も自分の容姿の気になる点を見つけたら必要以上に気にしてしまうところがある。また、ショー・ビジネスに生きるとなると周りから容姿について容赦なく突っ込まれる。だけど、そういうことは気にしないで自分の目標に邁進して人生を力強く行きなさいというメッセージが前作からも本作からも伺える。
あと、もう一点。昨日耳にしたゴシップと絡めて語ります。ハリウッド俳優ブラッド・ピットが29歳年下のモデルと熱愛中だとか。1963年12月生まれのブラピだから1961年生まれの僕とは2歳しか違わないんだぜ。
このブラピの交際相手ニコールには夫がいて、年齢がブラピよりもさらに年上の68歳なんだって。41歳の年の差だ。
ブラピが一目ぼれしたっていうくらいだからニコールという女性は類まれな美貌の持ち主なんでしょう。そしてニコールのだんなローランドはセレブが多数訪れる有名レストランの店主。有名実業家からスーパースターへと渡り歩くかあ。夫婦はお互いを束縛しないオープンマリッジな関係だから恋愛が自由で、不倫というわけでもないんだって。
地位と名声と金に美女が寄ってくるというのは大昔からのあたりまえの構図なんだけど、そういうことをただ純粋に楽しんでいるところが、さすがスーパーセレブだ。
なんでこのネタを持ち出してきたのかというと、映画「アリー」を見て、「恋がしたいなあ・・・・」という気持ちがふらっと沸いてきてしまったからだ。ブラピが29歳差・・・僕もいけるんじゃね?
いやいや、無理。絶対無理。そんな時間も精神的な余裕も金もない。ヒット曲いっぱい出して大金持ちならまた話は少し変わるだろうけど、これからヒット曲を狙う派遣の僕には無理。
ということで、恋に憧れる感情は降って湧いてすぐ消えた。
でも、「アリー」を見てヒロインのサクセスストーリーが僕のモチベーションをまたひとつ描き立てた。
やるぞ!