ビリー・ジョエルの曲の中で日本でいちばん売れたのが「Honesty」だろうね。
具体的な数字を確かめたわけではないが、僕の中の印象としてはこの曲がいちばん流行ったんじゃないかな。
だって、この胸に染み入る旋律!これこそ日本人が大好きな泣きメロ。当時はフランスでも流行ってたよ。シャンソンやフレンチポップスに通ずる哀愁感が受けたんだろうか。
そして、歌詞がまた深いんだよね。ビリーの書く歌詞はいつも深いんだけど、こんなに単純なテーマを正面きって歌ってしかもそれまでどこにも聞いた事のないような哲学的な掘り下げ方。シンプルなんだけどめちゃめちゃ深いっていうのが、むちゃくちゃ凄い。