皆さん既にご存知の通り、日本が世界に誇る音楽家・坂本龍一さんが今年1月に直腸がんの手術をしたと報道された。「これからは『がんと生きる』ことになります。もう少しだけ音楽を作りたいと思っていますので、みなさまに見守っていただけたら幸です」という公式メッセージも公表された。「もう少しだけ音楽を作りたいと思っていますので」か・・・・
坂本さんに最初のがん中咽頭がんを発症したと報道されたのが2014年7月。氏が62歳の時だ。
僕の父ががんで祖父も父の兄もがんで亡くなった。父は大腸がん手術直後に起きた脳梗塞で亡くなった。
つまり僕が父の体質を受け継いでいるとするならば、近い将来がんに掛かる可能性がある。そして坂本龍一さんが62歳の時に初めてがんを発症したのが62歳だったということを考え合わせると、今年還暦を迎える僕はいよいよ警戒しなくてはならない。いやいや、天才や偉業を成し遂げた人たちは晩年に病気等の不幸に苛まれるけど、凡人はたいがい長生きするものだ。だから僕も大丈夫だ・・・・
というある意味ポジティヴな発想もありだ。
しかし、60歳を迎える今、僕はあと何年音楽を創り続ける事ができるのだろう?
派遣なんかやっている場合じゃないんじゃないのか?
でも食っていけないからしょうがない。
ああ、そうか。凡人の僕は派遣で食っていくからきっとまだまだしばらくは健康体で音楽を作り続ける事ができるだろう。
という結論に達した。
「Merry Christmas, Mr Lawrence」ピアノヴァージョンの特にイントロが大大大好きだ。