Macに変えてもしょうがない。だからWindowsで頑張るしかない。
不具合を起こしそうな要素を全部省いてみるか。
初めてパソコンを組み立て始めたのが2000年ごろ。今から21年前だ。
その頃は、パソコン自作好きの間での定説が「パネルは開けられるだけ開けろ」だった。パネルを閉じて密閉性が高くなればなるほど、通気性が悪くなって筐体内部の温度が上昇する。すると温度を下げるためにファンの回転スピードがどんどん上がって、結果静音性が下がるという理屈。
僕に自作PCを手ほどきしてくれた当時の職場の先輩が僕に教えてくれた。
それ以来、サイドパネルは右も左も外して、正面のパネルも外せるものは外した。ケースファンはうるさいから回さなかった。電源ユニットのファンとCPUファン(場合によってはグラフィックボードのファン)、僕の自作PCで回すファンは2~3個だった。
実際、今までこの方法で問題なかった。新第4世代のLGA1150で組んだ前マシンもこの構成で順調に動いていた。
それが、ここに来てからの急激な不具合発生は、長年の熱に耐えられなくなってマザーボードやCPUが音を上げてしまったのかな・・・・という懸念を今は感じている。
しかし、そもそもがLGA1150対応のCore i7は低発熱の設計だった。CPUファンもリテールファンでじゅうぶん冷えてしかも静かだった。
だが今回の新マシンは第10世代のLGA1200だ。CPUも発熱が高いのがデフォである。
今度ばかりはパネル外し通気アップ作戦は通じないかもしれない。
そして、冷やせば冷やすだけ不具合が発生しなくなるかもしれない。
ということで、ついに筐体チェンジ。20年余り中身だけ入れ替えてはモデルチェンジしてきた黄ばみまくった白いPCケースを、今度は最新の静音型PCケースに変えることにした。
ANTECというメーカーのP10 FLUXに入れ替えることにした。