この曲を初めて聴いたのは、高校2年の時の校内イベントで合唱部が歌っているのを見た時だったと思う。
あんまりいい曲だったので、クラスの誰かに「この曲何?」と聞いたら、「「愛しのエリー」だよ。サザンオールスターズ」と、えっ知らないの?みたいな不思議そうな顔をして彼は答えた。
その頃僕は洋楽にかぶれていて、かぶれすぎるあまり邦楽を遮断する生活を送っていた。ラジオは洋楽しか聞かず、邦楽が掛かるとスイッチを消した。
だからサザンオールスタースの存在も知らなかった。
この曲のこの演奏は2018年のものだけど、桑田佳祐さんが当時63歳でなお40年前と同じようなトーンで歌えるということが驚異だと思う。声の質感も存在感もこの曲のヒット当時とほとんど変わらない。
桑田さんも僕の中の日本人ヴォーカリスト歴代歌唱力TOP3に入っているウルトラスーパーレジェンドだ。