高校1年の頃に大好きだったのが、ボズ・スキャッグスだ。
「Low Down」「We’re All Alone」「Harbor Lights」等の後の世代にも永遠に聴き継がれる大ヒットを連発した「シルク・ディグリーズ」というアルバムが全米で売れまくって、長い不遇の時代を経て一躍スーパースターとなった頃だった。
横浜文化体育館に初来日したという事で、学校の後に見に行った。
ぎりぎり間に合うかと思ったが、土地勘のない神奈川の田舎の高校1年生なので、途中何が何だか分からなくなり、迷いに迷った。
開園後1時間経とうかという頃に会場に到着した。
館内に入った時には、もう既に一回目のアンコールが始まる前だった。
そこでボズが歌ったのが、この曲だった。
他にも好きな曲がいっぱいあったけど、この曲が聴けたからまだ良かったかな。
アンコールは三曲ぐらいで終了したっけ。
あれこれうまく行っていない僕の青春時代を象徴するような出来事だった。