前回話題にしたNHKのアナザーストーリーだが、ABBAファンによればインチキネタが満載らしい。
当時は僕自身が洋楽ポップスにどっぷり浸かっていた頃だったから、時折ラジオの音楽番組や洋楽雑誌から流れてくる雑多な情報の中で耳に入っては消えていった話だったのかもしれない。
そんな中身の真偽はさておいて、ABBAの成功の原因はいろいろあるんだろうけど、そのひとつに最高の作詞家/作曲家が最高の歌手を得た、というのがあったんだろうと思う。
曲が良くても歌手が良くなければ聴き手の耳には届かずヒットはしないからね。
そこで自分自身の半生を思い出して、少し考え込んでしまった。
もともと僕は自分で歌うつもりはぜんぜんなかった。自分の声が嫌いだった。他人に歌ってもらいたかった。
もしも僕が10代の頃にボーカロイドが存在していたら、絶対に僕はボカロP始めていた。