前回に引き続きボウイ14枚目のアルバム「レッツ・ダンス」からシングルカットされた1曲。共同プロデュースはナイル・ロジャーズ。同アルバムからの1stシングル「レッツ・ダンス」に引き続きのタッグ。
ギターのリフがやたら印象的なイントロから聴き手をがっつり掴み、相変わらずの完璧なサウンド。カルト・スターだった時代からずーっと完璧すぎるほど完璧なサウンドなのだが、メジャーな音楽形式に乗っ取っての完璧サウンドがこのアルバム全体の特徴だろうか。しかしボウイの凄いところは、さりげなく随所に自己主張が散りばめられているところ。ボウイ独特のアクの強い音構成を至る所に聴くことができる。意識してやっているのか自然にそうなるのかはわからないけれど、感受性の塊のボウイだから自然にそうなってしまうのかもしれない。だから、何人も太刀打ちできないくらい凄い。
https://youtu.be/HivQqTtiHVw