数限りない名マイラーを育てた藤沢和雄厩舎のラストイヤーを飾るのがやはり名マイラーのグランアレグリアとは。
田辺騎乗のロータスランドと戸崎騎乗のカテドラルが隣同士の10番枠と11番枠で、両馬ともいい塩梅に人気がなかったので、「もしかして来るか?」と少し期待しながらテレビ中継を見ていたけど、まあ、無理でしたね。
グランアレグリアはもちろん1番人気、2着のシュネルマイスターが2番人気、3着のダノンザキッドが5番人気。固い決着だ。
騎手もルメールと横山武史での1番人気2番人気決着というのが次代を感じさせる。
阪神マイルといえばディープの庭だったのに、出走したディープインパクト産駒は勝ち馬グランアレグリアと8着のサウンドキアラの2頭のみ。これも次代を感じさせる。
そして藤沢和雄調教師の引退が一時代の終わりを感じさせる。
一年前なら田辺と戸崎がコケたらテレビ中継の画面に向かって絶叫していたのに、今は笑って見ている。
最後の直線でロータスランドがグランアレグリアの行く手を塞いでいるのを見て、相変わらず空気読まずに人気馬をブロックしている田辺さんのぶれない気概に目を細める僕がいた。
正に競馬の御隠居だ。
いまー秋が来てー ぼくーはー
じじいにー なったー