今朝からNHKの新しい連続テレビ小説「エール」が始まった。
主人公のモデルとなったのが、昭和に活躍したクラシック畑の作曲家、古関裕而さんだ。
この人の名前を僕は知らなかった。高校野球の応援歌や阪神タイガースの「六甲おろし」を書いていたのか。1964年東京オリンピックのテーマ曲も書いていたということなので、(不運にも来年以降への延期となってしまった)TOKYO2020を控えた今年に合わせたわけだ。
そして何よりも、作曲家がテーマというのがいいね。超絶マイナーなシンガーソングライターの僕はもともとが作曲家志望だったから、とても興味を惹かれる。
1964年東京オリンピックのシーンから物語が始まる。1909年生まれの古関氏は当時55歳だ。演じるのは31歳の窪田正孝さんだ。メイクで顔には皺を入れ、頭は白髪混じりだ。少しだけ白髪が混じるだけで、ずいぶんと年を取って見える。髪の色で人間の印象って変わるんだなあ・・・・というあたりまえのことを痛感してしまう。それは今、僕が髪を染めたから実感できる。
自分がどう見られているか・・・・という事に対してあまりに無頓着だった自分に最近気づいた。もともとが「人間はありのままでいいんだ!」という人だったから、今までのそういう自分をなんとも思わない。
ただ、別の角度から世界を見ることができるようになったから、いろいろ新鮮で楽しい。
それはとてもいいことだ!