カーペンターズの大ヒット曲のひとつ。
僕が小学校5年生から中学1年生の頃、カーペンターズが全世界を席巻していた。学校の校内放送ではポール・モーリアとカーペンターズばかり掛かっていた。ラジオの洋楽ベスト10番組ではカーペンターズの曲が同時に何曲もチャートインしていた。
中学校で同級になった吹奏楽部の女の子と、「カーペンターズとビートルズはどっちが凄いか?」という論争を繰り広げたこともあった。僕がビートルズ派で、女の子はカーペンターズ派だった。その流れの勢いで「カーペンターズなんかくだらない!」などと口走った。しかし内心カーペンターズも僕は好きだった。結局、僕はその女の子のことを好きだったから、そのように言ってみたのかもしれないな。青春だねえ。
そんな、実は好きだったカーペンターズの数ある名曲の中で、「雨の日と月曜日」は特に印象深いなあ。だって、本当に月曜日に雨が降ったら学校や仕事行くのめんどくさいでしょ?そんな憂鬱感を流麗なメロディーに載せて情感たっぷりにカレンが歌うこの曲には、ずいぶんと癒されたなあ。