というか、最近のヒット曲が歌いたくなった。髭ダン「Pretender」とか米津「Lemon」とか。
でも、「Pretender」はギターでは弾きづらいし、「Lemon」はそもそも僕が全然ピンと来なくて、結局あいみょん「マリーゴールド」から始めた。曲の全編メロディーがシンコペーションだらけで、なるほどーこれが最近の流行かあ。
井上陽水さんとか歌謡曲とかをカバーする時は、僕の歌い方の癖で知らずにシンコペったりフェイクってたりするんだけど、メロディーそのものが正規にシンコペっている場合は、そのシンコペをなぞらなくてはならないから、これが相当めんどくさい。自分自身の癖ではなくて、他人のメロディーの特徴に合わせるんだからね。
でも「マリーゴールド」という曲はあのシンコペ・メロディーがあってこそ成り立っている曲なので、これはメロディーのとおりにシンコペらなくてはならない。僕は今までこういう事はやってないので、手こずっている(笑)
しかしとても新鮮な体験だ。音楽ってほんと、どこまでも奥が深くて神秘の宝庫だね。
そして、アコギを手に取って弾くのも相当に久しぶりだ。弾き語りでがっつり歌うというのはもっと久しぶりだ。二年くらいは間が空いたかも。
そのあいだに自分のレコーディングで歌は歌っていたけど、ギターを弾きながらカバーをメイチで歌うっていうのは感覚が全然違う。腕や指が疲れるし声の張り方も違う。めっちゃ汗かきまくるしエネルギーを使う。そして痩せる。(笑)今度の9月に59歳になる僕にとっては年寄りの冷や水かもしれないが、やっぱ歌うと楽しくてやめられない。一生歌うよ!