僕がYoutubeでカバー動画を始めたのは、海外ネット・コミュニティーでの活動時代に知り合った10代のアメリカ国籍の若者の影響だ。
当時始まって間もないYoutubeに、その若者が自分のギター弾き語り動画をアップしたら、瞬く間に全世界で視聴され、一躍有名人に。数ヶ月も経つとチャンネル登録者数が100万人を越えてメジャー・アーティストよりも多くの視聴者を獲得し、Youtubeのチャンネル登録者ランキングベスト10に名を連ねた。
その後メジャーと契約せずにアルバム売ったり全世界をツアーしたり、親の母国の映画やテレビ番組に楽曲を提供したりして生計を立てていた。
いわばYoutuber(ユーチューバー)の走りだ。
で、僕もこの若者の真似をしてYoutubeを始めたけど、ぜんぜんうまくいかない(笑)。
まあ、英語ネイティヴな10代の青年と競うだけでも勝ち目無いんだけど、そもそもがこの青年は声も楽器も曲作りも動画制作もぜんぶ凄いスーパーマルチな天才で、おまけに溌剌とした明るい青年だった。何から何まで負けすぎ。
実は、僕がTaylorのギターを買ったのはこの若者への対抗心だ。
米津さんみたいな形でブレイクする人もいれば、この若者みたいな形で全世界に名前を知られる人もいる。ケースはさまざまだ。
だから、あれこれ悩んでもしょうがないんだ。ジジーは頑固でALL RIGHT!